ギリシャ神話

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ポセイドンは、ギリシャ神話のオリュンポス十二神の一柱で、ゼウスに次ぐ力を持つ海神です。だが海だけを司る神と見ると、その姿はまだ半分しか見えていません。海に加えて地震、洪水、干ばつ、そして馬まで結びつくこの神を、ヘシオドス神統記とホメロス両叙事詩を手がかりにたどると、

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ディオニュソスは、ギリシャ神話でブドウ酒と豊穣を司る神でありながら、陶酔、狂気、演劇、死と再生まで担う多面的な神です。ローマ名のバックス、別名バッコスやリーベルとしても知られ、ゼウスとテーバイ王カドモスの娘セメレーの子として生まれました。

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ハデスは、王ハデスと后ペルセポネが統治するギリシャ神話の冥界であり、その名は支配者の名と国そのものを兼ねる。ゲームHadesを遊んで最初のステージのタルタロスを抜けたとき、奈落の最深部が入口のように置き換えられていることに気づき、原典ではどう描かれるのかを確かめたくなった。

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アルテミスとは、ギリシャ神話でオリュンポス十二神の一柱に数えられる神で、ローマ神話ではディアナに対応します。広くは月の女神として知られますが、原典をたどると本来は狩猟と野生を司る存在であり、月のイメージは後代に重ねられた層です。

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アフロディテは、オリュンポス十二神の一柱として愛・美・性愛・豊穣を司る女神であり、ローマ神話ではウェヌスと同一視されて金星や金曜日の名にも痕跡を残しています。美の女神という印象だけでは足りず、恋愛や生殖の力まで含む厚みのある神格として捉え直すと、その輪郭はぐっと立体的になるでしょう。

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オリオン座とプレアデスは、ギリシャ神話でひとつながりの「追う狩人」と「逃げる7姉妹」として語られる星座である。プレアデスはアトラスとプレイオネの娘たちで、月の女神アルテミスに仕える乙女だったが、巨人の狩人オリオンに惹かれ、見かねた神々が姉妹を星へ上げたため、天球上では今も追跡の物語が続いている。

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神統記(テオゴニア)は、紀元前730〜700年頃に成立したヘシオドスの叙事詩で、ギリシャ神話の天地創造を体系的に伝える最古級の文献です。そこに最初に現れるカオスは、混沌の塊ではなく、大口を開けた空隙や裂け目として生じた存在であり、筆者も原語で読み直したときにその違いに驚きました。

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黄道十二星座は、太陽が黄道を巡る道筋に並ぶ12の星座群であり、前2100年ごろのバビロニアで原型が整えられたのち、前800年以降にギリシャへ伝わって神話と結びついた体系である。

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惑星名は、地球を除けばすべてローマ神話の神に由来する名前である。Mercury、Venus、Mars、Jupiter、Saturn は、それぞれメルクリウス、ウェヌス、マルス、ユピテル、サトゥルヌスのラテン語名で、ギリシャ神話のヘルメス、アフロディテ、アレス、ゼウス、クロノスに一対一で対応している。

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水仙(ナルキッソス)とヒヤシンス(ヒュアキントス)は、どちらもギリシャ神話の美少年の名がそのまま花名になった「変身譚の花」であり、古代ローマの詩人オウィディウスの変身物語にそれぞれ第3巻と第10巻として収められています。

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アイギスとは、ホメロスイリアスの最古層ではゼウスの持ち物として現れる神の防具であり、のちにアテナへ受け継がれてその象徴として定着した存在です。イージス艦やゲームでこの名に触れた読者が元ネタをたどると、意外にも出発点はアテナではなくゼウスに行き着きます。

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テセウスは、アテナイ王アイゲウスとトロイゼンの王女アイトラの子として語られる、ギリシャ神話でも屈指の英雄です。海神ポセイドンを実父とする伝承もあり、人間の父と神の父を併せ持つ二重の父性が、この人物を単なる怪物退治の英雄ではなく、アテナイ建国の祖へと押し上げています。