日本神話

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日本神話を最短距離で理解したい人に向け、『古事記』(712年)と『日本書紀』(720年)を軸に、天地開闢から神武東征までの通史を物語の筋で解きほぐします。『伊勢神宮』・『出雲大社』・『熱田神宮』を巡って祭祀空間で受けた感覚を、三種の神器の所在伝承と原典記述に照らし合わせた実地の視点からも掘り下げていく。

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天照大御神は、単なる「太陽の女神」としてだけでは捉えきれません。高天原を照らす太陽神であると同時に、皇統の起源を支える皇祖神であり、いまも神宮の祭祀に息づく祭祀神でもあります。

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出雲の神話ゆかりの地を歩き、古代出雲歴史博物館の展示を見比べていると、ヤマタノオロチの八つの頭と尾、八つの酒桶、八つの門と垣に重なる“八”のモチーフが、須佐之男命という神の輪郭を立体的に浮かび上がらせます。

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奥出雲で斐伊川上流、船通山の周辺を歩くと、谷が折れ、流れが幾筋にも見えてくる地形そのものが、八つの頭と尾をもつ大蛇の像に重なって見えてきます。石見神楽の大蛇で火花を散らしながら暴れるオロチの迫力に胸をつかまれたこともありますが、

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博物館で直径約46.5cm級の大型内行花文鏡を前にしたとき、筆者はまずその“神鏡らしい圧”に息をのみました。八咫鏡・草薙剣・八尺瓊勾玉という三種の神器は、神話の宝物であると同時に皇位を象徴するレガリアでもあり、古事記(712)と日本書紀(720)では表記も扱いもそろわず、

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天津神は高天原にいる、あるいはそこから天降った神々、国津神は葦原中国に現れ、地上で働く神々です。伊勢・出雲・諏訪を巡って社頭の祭神表記や祈りの言葉を追うと、「天」「国」や「天神地祇」という古い分類語が、いまも静かに息づいているのを感じます。

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伊勢神宮の神話展示で、天照大御神からニニギへ神器が授けられる場面の解説パネルを見たとき、筆者はその一枚の背後にある物語の厚みが気になり、古事記と日本書紀を並べて読み比べました。

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海をかき回して島が生まれ、火の神の出産で死が入り込み、黄泉の穢れを洗う禊から太陽と月と嵐の神が現れる。イザナギとイザナミの神話は、ばらばらの名場面としてではなく、国生みから三貴子誕生までが一本の因果でつながる物語として読むと、輪郭が一気に立ち上がります。