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ヨルムンガンドとは|世界蛇の正体と神話
ヨルムンガンドは、北欧神話に登場する超巨大な海蛇で、ミッドガルドを一周して尾をくわえることから世界蛇とも呼ばれます。ロキとアングルボダの子としてフェンリルやヘルと兄弟に数えられ、オーディンに海へ投げ込まれてなお成長を続けたという出自が、その異様な巨体に因果を与えています。
インドラとは|インドの雷神・神々の王
インドラは、ヴェーダ神話における神々の王デーヴァラージャであり、雷雨と戦いを司る最大級の英雄神である。リグ・ヴェーダ全1028讃歌のうち約250編が彼に捧げられ、単独の神として最も多く歌われた事実は、寺院で白象アイラーヴァタに乗る帝釈天の姿だけでは見えにくい、この神の巨大さを物語っています。
ダヌとは|ダーナ神族の名を生んだ母神の謎
ダヌは、アイルランド神話のダーナ神族の名祖とされる母神である。だが中世アイルランドの主要写本をたどると、主格のダヌはほとんど姿を見せず、神族の名だけに痕跡を残す「見えない母神」として浮かび上がる。
ドゥルガーとは|インドの戦いの女神を解説
ドゥルガーは、ヒンドゥー神話における戦いと勝利の女神であり、サンスクリットで「近づき難い・越え難い」を意味する名をもつ。獅子に跨り、10本の腕で武器を構える姿は、博物館で間近に見たときにも圧倒的で、同時に浮かぶ穏やかな微笑みが、その強さに静かな奥行きを与えていた。
トリシューラとは|シヴァの三叉戟が示す3つの力
トリシューラは、サンスクリットの tri(3)と śūla(槍・鉾)からなる「三叉の槍」で、ヒンドゥー教の破壊と再生を司る神シヴァが常に手にする主要な象徴です。博物館でシヴァ像のそばにダマルが対で置かれているのを間近に見たとき、これは単なる武器ではなく、宇宙の働きを束ねた標なのだと腑に落ちました。
ヘイムダルとは|虹の橋を守る番神
ヘイムダルは、北欧神話のアース神族の一柱で、アースガルズへ通じる虹の橋ビフレストのたもとを守る番神です。ゲームGod of Warやマーベル映画でこの名を知った人にとっても、原典ではまず「何の神なのか」を一文で押さえれば、その役割の輪郭がすぐに見えてきます。
ゲイ・ボルグとは|クー・フーリンの魔槍の正体
ゲイ・ボルグとは、ケルト神話のアルスター・サイクル、とくにタン・ボー・クァルンゲ/クーリーの牛捕りに登場する、クー・フーリンの魔槍である。FGOやグラブルでその名に触れた読者が驚くのは、そこにあるのが「必中の槍」というより、刺さった瞬間は小さな傷でも体内で30本の棘に分かれて抜けなくなるという、
フリッグとは|オーディンの妃にして予言の女神
フリッグは北欧神話のアース神族における最高位の女神で、主神オーディンの妃、光の神バルドルの母として語られる存在です。結婚・母性・家庭・豊穣・予言を司るその姿は、古ノルド語 Frigg に遡る名とともに、英語 Friday の語源にも結びついています。
アイギスとは|ゼウスとアテナの最強の盾
アイギスとは、ホメロスイリアスの最古層ではゼウスの持ち物として現れる神の防具であり、のちにアテナへ受け継がれてその象徴として定着した存在です。イージス艦やゲームでこの名に触れた読者が元ネタをたどると、意外にも出発点はアテナではなくゼウスに行き着きます。
フェンリルとは|ラグナロクの巨狼
フェンリルとは、北欧神話に登場する巨大な狼で、古ノルド語の fen に由来する名が示すとおり「沼に棲む者」と呼ばれる存在です。ゲームやアニメで先に名前を知り、のちにエッダの原典を開いて、その宿命の重さに驚いた人も多いでしょう。
七大天使とは|名前と役割を聖典別に比較
七大天使とは、ユダヤ教・キリスト教の伝統で神の御前に立つとされる七体の大天使の総称である。だが、その七名は一つに定まらず、ミカエル・ガブリエル・ラファエルの3名だけが共通枠で、残り4名は聖典や教派の違いによって入れ替わる。
死神(グリムリーパー)とは|天使・悪魔学で読み解く
死神とは、ゲームや創作で見かける黒衣に大鎌の存在を指すことが多いが、実際には一つの系統ではなく、擬人化型・天使型・神格型という3つの系統が混ざっている。とくに死神/グリムリーパーは、14世紀ヨーロッパの黒死病期に死の図像が形を整え、19世紀以降に現在の姿と呼び名が広まった、意外に新しいイメージでもある。