エジプト神話
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エジプト神話 完全ガイド|神々・創世・死後の世界を徹底解説
エジプト神話 完全ガイド|神々・創世・死後の世界を徹底解説
エジプト神話 完全ガイド|神々・創世・死後の世界を徹底解説
古代エジプト展で死者の書の写本を目にしたとき、神話が単なる物語ではなく、死後を生きるための実用知でもあったことを強く実感しました。エジプト神話は、ラーやオシリス、イシス、ホルス、アヌビス、セトといった神々がそれぞれ役割を担い、太陽の動きから王権、葬儀、来世までをひとつの世界観として結びつけています。
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エジプト神話の神々一覧|ラーからアヌビスまで
エジプト神話の神々一覧|ラーからアヌビスまで
大英博物館で死者の書の「心臓の計量」を前にしたとき、秤を整えるアヌビスは、通俗的な“死神”というより、死者を正しい場所へ導き、遺体を守り、審判の場へ付き添う専門職の神として立ち上がって見えました。
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ネフティスとは|エジプト神話の葬祭女神
ネフティスは、エジプト神話のヘリオポリス九柱神に数えられる末妹の女神で、ギリシャ語形の名はエジプト語ネベト・ヘト(館の女主人)の転写です。ゲブとヌトを両親に持ち、オシリス、イシス、セトと兄弟姉妹にあたるこの女神は、葬祭と死者の守護を担う存在として古くから語られてきました。
マアトとは|エジプト神話の真理と秩序の女神
マアトとは、古代エジプトで真理・正義・秩序を司る女神であり、同時に「正しくある状態」そのものを指す概念でもあります。頭にダチョウの羽根を一枚いただいた姿で表されることが多く、女神であると同時に秩序の原理でもある、その二面性がこの神格の核心です。
クヌムとは|ろくろで人を創るエジプトの雄羊神
クヌムは、古代エジプトで雄羊の頭をもつ創造神として崇拝された神であり、ろくろを回して人間を形づくる陶工神として知られています。第1王朝、紀元前3000年頃にまで信仰が遡るこの古い神は、単に奇抜な逸話を持つ存在ではなく、肉体と生命力カーを同時に創るという独自の創造観を体現してきました。
ベスとは|家庭と出産を守るエジプトの小人神
ベスは、古代エジプトで最も庶民に身近だった守護神である。出産や家庭、女性と子どもを守る存在として親しまれながら、音楽や舞踏、ユーモア、戦いまで司る多面性を備え、すべての善を守りすべての悪を退ける神でもあった。
アテンとは|唯一神にされた太陽神の起源と物語
アテンは、古王国時代から太陽神ラーの一側面として知られてきた「円盤」あるいは「球」を意味する神格である。紀元前14世紀、第18王朝のアメンホテプ4世がのちにアクエンアテンと改名して唯一神へ押し上げ、約20年ほどで急速に退場した、その浮沈の激しさから見てもただの太陽神ではありません。
ソベクとは|ワニの神の神格と物語
ソベクは、古代エジプト語で「ワニ」そのものを意味する神で、先王朝時代からローマ時代まで約3000年以上にわたって信仰されました。ワニ頭の人間や全身ワニの姿で表されるこの神格には、ナイルの危険な捕食者でありながら豊穣をもたらす存在でもある、恐れと崇拝の両義性がそのまま刻まれています。
セクメトとは|ラーの娘・獅子の女神の神話
セクメトは、古代エジプト神話において雌ライオンの頭を持つ女神で、名はセケム(力・威力)に由来する「力強き者」である。獅子の頭に真昼の太陽円盤、額のコブラという図像はそれだけで圧倒的で、メンフィスやカルナックのムト神域で並ぶ座像の前に立つと、古代の人々が抱いた畏怖がそのまま伝わってきます。
プタハとは|言葉で世界を創ったメンフィスの創造神
プタハは、古代エジプトの古都メンフィスで信仰された創造神であり、職人たちの守護神でもあります。メンフィスが紀元前3000年頃から上下エジプト統一の政治的中心だったことを踏まえると、その主神であるプタハが太陽神ラーやアトゥムに並ぶ地位へ押し上げられたのは自然な流れでした。
ハトホルとは|愛と牝牛の女神の権能と物語
ハトホルは、古代エジプトで愛、美、音楽、母性、天空を司った女神で、名前は「ホルスの館」を意味します。デンデラの神殿や牝牛、二本の角の間に赤い太陽円盤をいただく姿に見えるとおり、彼女はやさしい守護者であると同時に、ラーの目として獅子頭の破壊神セクメトへ変貌する二面性を持っていました。
ヌトとは|天空を司るエジプトの女神と物語
ヌトは、エジプト神話における天空の女神であり、その名は「空」や「天」を意味します。ヘリオポリス九柱神ではシューとテフヌトの娘、ゲブの配偶神として位置づけられ、オシリスやイシスら主要神を生む系図の要にいます。
ゲブとは|エジプト神話の大地神と王権の起源
ゲブは、エジプト神話で大地そのものを擬人化した神であり、ヘリオポリス九柱神の中では世界の物理的な土台を体現する存在です。アトゥムから数えて第3世代にあたり、父シューと母テフヌトのもとに生まれ、天空の女神ヌトとのあいだにオシリス、イシス、セト、ネフティスをもうけました。
トートとは|エジプト神話の知恵の神とその物語
トートは、古代エジプトでジェフティとも呼ばれた月・知恵・書記・魔法・時間の神であり、ヒエログリフを発明したとされる存在です。フネフェルの死者の書のパピルスを前にすると、トキ頭のトートが筆記板を手に計量結果を書き留める姿が目に入り、古代人がこの神に託したのが「知恵と記録」だったことがはっきり見えてきます。