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ペガサスとスレイプニル|2大神馬の違い
ペガサスは、ギリシャ神話に属する翼を持つ白馬であり、北欧神話のスレイプニルとは姿も出自もまったく異なる神馬です。ゲームやアニメで両者の名を覚えた読者ほど、原典をたどったときの落差には驚かされるでしょう。
神話の花 ナルキッソスとヒヤシンスの悲劇
水仙(ナルキッソス)とヒヤシンス(ヒュアキントス)は、どちらもギリシャ神話の美少年の名がそのまま花名になった「変身譚の花」であり、古代ローマの詩人オウィディウスの変身物語にそれぞれ第3巻と第10巻として収められています。
世界神話の巨人を比較|ギガースから巨人族まで
巨人神話は、ギリシャのギガース、北欧のヨトゥン、ケルトのフォモール族のように、神々に敵対する古い存在として各地に現れる比較神話の重要な題材です。とりわけギリシャ神話では、ティタノマキアとギガントマキアが別の戦いであり、原典を読むとこの区別こそが神話理解の出発点になります。
世界神話の竜の系譜|西洋と東洋の違い
西洋のドラゴンと東洋の龍は、どちらも巨大な竜として語られながら、評価が正反対に割れる存在です。英語のdragonはギリシャ語drakonに遡って「巨大な蛇」「睨む者」を意味し、殷代の甲骨文に現れる龍は雨水と天の力を担う聖獣として育ちました。
世界の精霊・妖精7神話を比較|ニンフとエルフの違い
精霊と妖精は、ギリシャのニンフ、北欧のアールヴ、ケルトのアシー、日本の八百万の神までを一括して語るときに現れる、もっともやっかいな近縁概念です。ゲームや翻訳ファンタジーで「エルフ=小さく可憐な妖精」に慣れていた目で散文エッダを開くと、「太陽より美しい」と描かれる半神格の姿に出会い、
月読(ツクヨミ)とは|夜を司る神の正体
ツクヨミは、イザナギが黄泉の穢れを禊で清めた際に右目から生まれた、日本神話の夜と月を司る神である。左目からアマテラス、鼻からスサノオが化生し、三柱はそろって三貴子と呼ばれる。
ティアマトとは|原初の海の女神と創世神話
ティアマトは、バビロニア創世叙事詩エヌマ・エリシュに登場する原初の塩水の海を人格化した女神です。ゲームやファンタジーでドラゴンの女王として知られる姿とは大きく異なり、その名がアッカド語の tâmtu(海・塩水)に由来する点からも、本来像はむしろ海そのものの母神だと分かります。
大国主とは|出雲神話の国造りの神
大国主(オオクニヌシ)は、古事記と日本書紀に描かれる出雲神話の中心神で、葦原中国の国造りを成し遂げた国津神です。出雲大社の主祭神として知られ、縁結びをはじめ農業・医療・商売繁盛まで広く信仰されてきました。
女神転生の悪魔と神話の元ネタ対応
女神転生シリーズの悪魔は、世界中の神話・宗教・民間伝承を取り込んだ、異例なほど広い引用の集積である。旧約聖書、ギリシャ、北欧、日本神話に加えて、能や怪談、不思議の国のアリスまで元ネタになっており、本作でいう「悪魔」は善悪ではなく、天使も含む超常存在全般を指す。
ゲームの北欧神話 元ネタ徹底比較
オーディンは、13世紀アイスランドで編まれた散文エッダと、コデックス・レギウスに伝わる詩のエッダ、それにサガの系譜をたどると姿が見えてくる北欧神話の主神である。
モリガンとは|ケルトの戦女神の正体
モリガンは、アイルランド神話に登場する戦・死・運命を司る女神であり、カラスや大鴉に姿を変えて戦場を飛ぶ「幻影の女王」として知られます。マビノギオンやアイルランド原典を原語で読み比べると、FGOなどで広まった創作のイメージと、豊穣や主権まで担う原典の女神像との落差にまず驚かされるでしょう。
マルドゥクとは|バビロンの主神と50の名前
マルドゥクは、古代バビロニアで神々の頂点に立った主神で、知恵と水の神エア(シュメール名エンキ)の息子とされます。もとはバビロン市の地方神アサルルヒにすぎませんでしたが、都市バビロンが勢いを増すにつれて最高神へと押し上げられた存在です。