最新記事

日本神話

オモイカネは、日本神話における知恵の神であり、高天原の意思決定では参謀のように働く存在です。名は「多くの思慮を兼ね備えること」を意味し、一柱でありながら多くの神の知恵を束ねる集合知の神として描かれます。

日本神話

トヨタマヒメは、海神ワタツミの娘で、海中の竜宮に住む女神である。古事記では豊玉毘売とも記され、山幸彦こと火遠理命の妻となって日向三代の系譜をつなぐ、神武天皇の父方の祖母にあたる。

日本神話

タケミカヅチは、古事記でイザナギが火神カグツチを十拳剣で斬ったとき、その剣の根元の血から生まれた雷神かつ剣神である。雷の激しさと刀剣そのものの神格化が重なるこの二面性が、最強の武神と呼ばれる出自を支えています。

日本神話

コノハナサクヤヒメは、桜を思わせる美しさで語られる日本神話の女神であり、古事記では木花之佐久夜毘売、日本書紀では木花開耶姫と記される。山の神オオヤマツミの娘で、名も本名のカムアタツヒメにさかのぼるとされる点まで押さえると、断片的な美女神の印象は原典に基づく輪郭へと変わるでしょう。

日本神話

オオヤマツミは、日本神話に登場する山の神であり、古事記では大山津見神、日本書紀では大山祇神と表記される神です。山を司る存在として生まれながら、のちには海や酒、武の神としても崇敬されるようになり、大三島の大山祇神社を訪れると、樹齢を重ねた大楠と国宝甲冑の数に圧倒されながら、その重層的な神格を実感できます。

メソポタミア神話

ドゥムジは、古代メソポタミアのシュメールで語られた神で、その名は「忠実な息子」を意味します。羊飼いの牧畜神として出発しながら、女神イナンナの最初にして主要な配偶神となったことで植物と豊穣の神へと高められ、さらに冥界へ落とされる物語を通じて死の気配まで帯びる、

日本神話

アメノウズメは、古事記で天宇受賣命、日本書紀で天鈿女命と記される日本神話の女神で、日本最古の踊り子として芸能と神楽の祖神に位置づけられます。名前の由来には、かんざしを意味する鈿の説と、強い女を意味する強女の説があり、その両方が神懸りする巫女の姿を思わせます。

メソポタミア神話

シャマシュは、メソポタミア神話の太陽神であり、シュメール語ではウトゥと呼ばれた同一の神です。前3500年ごろの楔形文字にまで遡る古い太陽神が、約1000年後のアッカド文化期にはシャマシュとして定着し、しかも正義と裁判を司る存在へと広がっていく流れには、この神ならではの奥行きがあります。

メソポタミア神話

ニンフルサグは、シュメール神話における聖なる山の貴婦人を意味する大地母神であり、アヌ、エンリル、エンキらと並ぶ最古級の7大神の一柱です。神々や人間を生み出す産婆であり、王を乳で養う乳母でもあったこの女神は、まず「母なる大地」としての骨格を押さえると理解しやすくなります。

メソポタミア神話

ネルガルは、古代メソポタミア神話で冥界・疫病・戦争・破壊を司る神であり、火星に結びつけられた存在でもあります。博物館で火星の記号や獅子のメイスの図像を目にすると、冥界と戦争と天体が一柱に凝縮される古代人の発想に、思わず引き込まれます。

メソポタミア神話

エレシュキガルは、メソポタミア神話でクル、すなわち「帰らざる国」を治める冥界の女神であり、シュメール語の名は「大いなる地の女王」を意味します。アッカド語ではイルカラ・アッラトゥとも呼ばれ、粘土板に刻まれた姿は、華やかな女神像というより、死を支配する冷厳な統治者でした。

メソポタミア神話

エンキは、メソポタミア神話で地下に広がる淡水アプスー、知恵と魔術、創造と職人技の三つを司る賢神である。シュメール語ではエンキ、アッカド語・バビロニアではエア(Ea)と呼ばれ、同じ神が時代と言語によって名を変えるところに、この神の奥行きがあります。