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シュブ=ニグラスとは|クトゥルフ神話の黒山羊
シュブ=ニグラスは、H・P・ラヴクラフトが創始したクトゥルフ神話に登場する豊穣と母性の神格で、別名「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」と呼ばれます。TRPGで黒い仔山羊を出したときにそれを本体だと思い込むプレイヤーがいたように、この神は本体・眷属・象徴像が混同されやすく、原典でも後発設定でも整理が必要な存在です。
ハーピーとは|伝承と特徴を解説
ハーピーは、ギリシャ神話に登場する女面鳥身の怪物で、その名はギリシャ語 harpazein に由来する「掠め取る女」である。ヘシオドスの神統記では海神タウマースとオーケアノスの娘エーレクトラーの子とされ、もとは風や嵐の精霊に近い存在だった。
ニャルラトホテプとは|クトゥルフ神話を解説
ニャルラトホテプは、H.P.ラヴクラフトが1920年の悪夢をもとに書いた散文詩ニャルラトホテプで初登場した邪神です。クトゥルフ神話では外なる神の一柱とされ、這い寄る混沌の異名でも知られます。 最大の特徴は、黒い男、ブラック・ファラオ、無貌の神など千以上の異名と化身を持つ多形性にあります。
アザトースとは|クトゥルフ神話の盲目白痴神を解説
アザトースは、H.P.ラヴクラフトが生み出したクトゥルフ神話の最高神でありながら、知性も意思も持たない「盲目にして白痴の神」として知られる存在である。1919年の備忘録に現れる「アザトース――おぞましき名前」という初出まで遡ると、後世の設定ではなく原典そのものに根を持つ神格だとわかるでしょう。
ウンディーネとは|水の精霊の伝承と特徴
ウンディーネとは、ヨーロッパの湖や泉、森の池に棲む水の精霊で、16世紀の錬金術師パラケルススが四大精霊の水の担い手として体系化した存在です。名前はラテン語のunda(波)に由来し、創作で見慣れた「水の精=可愛い召喚獣」という印象とは違って、原典では自然霊を元素論に組み替えた、
スプリガンとは|コーンウォール妖精の正体と特徴
スプリガンは、イングランド南西部コーンウォール、特にウェスト・ペンウィス地方に伝わる妖精である。皺だらけで頭の大きな醜い小妖精として現れ、怒ると巨人サイズに膨れ上がるという、古代巨人の幽霊に由来する異様な姿が伝承の核になっている。
レッドキャップとは|血の帽子を被る殺戮妖精
レッドキャップは、イングランド北部とスコットランド南部のボーダー地方に伝わる、廃城に棲む悪意ある殺戮ゴブリン/矮人型の妖精である。別名はポーリーやダンターと呼ばれ、ゲームや小説でその名に触れた読者がまず知りたくなるのは、どんな姿で何をする存在なのかだろう。
レプラコーンとは|伝承・特徴と仲間の妖精比較
レプラコーンは、アイルランド伝承に登場する孤独妖精で、垣根のそばで片方の靴を直す小人として知られます。W.B.イェイツがアイルランド妖精物語集で整理した像とも重なりますが、原典に触れると、緑の服を着た陽気な小人という現代像とはかなり違うことがわかるでしょう。
インプとは|伝承と特徴・他の妖精との違い
インプとは、ヨーロッパの民間伝承に登場する体長10cm前後の小さな存在で、妖精とも悪魔とも読める二面性を持つ怪異です。もとは妖精寄りに扱われていましたが、16世紀頃には学者たちによって悪魔側へ再分類され、その揺れこそがインプの輪郭を曖昧にしてきました。
ボガートとは|悪戯妖精の伝承と特徴を解説
ボガートとは、イングランド北部、とりわけランカシャーとヨークシャーに伝わる悪戯妖精で、家や土地に憑いて夜ごと物を隠し、家畜や眠る人にちょっかいを出す存在です。ジョン・ロビーがランカシャーの伝統に記した引っ越し伝説では、ジョージ・チータム一家の荷車に隠れていたボガートが「ああ、一緒に引っ越すよ」と答え、
ワイバーンとは|ドラゴンとの違いと特徴
ワイバーンは、脚2本と翼2枚で描かれる竜であり、四本足のドラゴンとは脚の本数で見分けるのが基本です。ファンタジー作品で両者が混同される場面に何度も出くわしたあと、原典の紋章学にあたって、ようやくその区別が英国系のローカルルールとして固まったものだと腑に落ちました。
サラマンダーとは|火の精霊と実在の正体
サラマンダーとは、火を司る精霊、錬金術の四大精霊の一つ、実在の両生類、有尾目サラマンドラ属、そしてフランソワ1世の紋章や現代創作の火竜までを指す、多義的な名である。